バレーボール元日本代表を覚せい剤密売容疑で逮捕

[ 2010年6月8日 19:09 ]

 大阪府警薬物対策課は8日までに、覚せい剤取締法違反(営利目的所持)の疑いなどで、バレーボール元日本代表で無職高橋智則容疑者(36)ら男7人を現行犯逮捕、別の男9人を逮捕した。

 薬物対策課は、16人は大阪市西成区で密売活動をしている三つのグループに所属しているとみており、自宅など関係先3カ所から覚せい剤計約22・5グラム、大麻計約111グラムを押収。仕入れや販売ルートの解明など捜査を進めている。
 高橋容疑者の逮捕容疑は8日午前9時ごろ、大阪市都島区にあるホテル内で、若干量の覚せい剤を販売目的で所持していた疑い。
 薬物対策課によると、高橋容疑者は覚せい剤を持っていたことは認めているが、販売目的ではなかったと容疑を一部否認している。
 元所属チームの関係者らによると、高橋容疑者は日本体育大を経て、Vリーグの新日鉄(現堺)ブレイザーズや旭化成スパーキッズ、JTサンダーズに所属。日本代表としてワールドカップ(W杯)やシドニー五輪予選にも参加し、2006年に現役引退した。

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2010年6月8日のニュース