“フロリダ名物”ワニも遼くんに熱視線

[ 2009年3月17日 18:29 ]

トランジションズ選手権の開幕に向け調整する石川遼

 男子ゴルフの石川遼が16日、米ツアー出場2戦目となる19日開幕のトランジションズ選手権に向け、本番コースで練習ラウンドを行った。予選落ちに終わったデビュー戦で苦しんだパットとともに力を入れたのがラフからのショット。今大会のポイントにはミドルアイアンを挙げ、とくにボールが深く沈み込むベント芝のラフに警戒感を強めた。

 12日に渡米した石川はこの日、会場となる米フロリダ州タンパベイのイニスブルック・リゾート(7340ヤード、パー71)で4度目のラウンド。現在改造中のスイングにややてこずりながらも、じっくりとコースの感触を確認した。
 デビュー戦ではラフから150ヤード前後のショットで力任せにグリーンを狙い、ピンチを招く場面があった。それだけにラフからは「ティーショットをミスしたペナルティーだと思って、パー狙いに気持ちを切り替えたい」と、前回の経験を生かしてより戦略的に挑むつもりだ。
 “フロリダ名物”のワニも顔をのぞかせる自然に囲まれたコース。開幕まであと3日となった石川は「第1ラウンド最初のティーショットでは、自分のホームコースと思えるようにしたい」と難コース攻略への意欲を語った。(共同)

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2009年3月17日のニュース