ウッズ金融危機直撃!GM社から“リストラ”

[ 2008年11月26日 06:00 ]

ビュイックのロゴをつけたゴルフバッグを私用していたタイガー・ウッズ

 プロゴルファーのタイガー・ウッズ(32=米国)が24日、自身の契約スポンサー12社のひとつだったゼネラル・モーターズ(GM)社から契約を打ち切られた。年間700万ドル(約6億7900万円)以上と言われている契約はあと1年残っていたが、GMの経営危機が深刻化。議会から来月2日までに再建計画を提出するように求められており、経費削減の対象は批判を浴びた自家用ジェット機だけでなく、9年間にわたって友好関係を築いてきたトップゴルファーにも及んだ。

 ウッズは96年のプロ入り以来、賞金と副収入を合わせて8億ドル(約776億円)以上を稼いできたが、期間満了を待たずに“リストラ”されたのは初めて。これまでGMの高級車「ビュイック」のCMに出演したり、ゴルフバッグにブランドのロゴを付けていたが、来季からは消滅する。

 GMマーケティング部門のラネービー副社長は「今年の初めから話し合ってきた。経営危機とは関係がない」と説明したものの、同社が崖っ縁に立たされているのが理由であるのは明らか。ひざの故障から立ち直ろうとしているウッズも、金融危機と無縁ではいられなかったようだ。

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2008年11月26日のニュース