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佐藤友 惜しすぎ銀 0秒46差「次の東京大会へ準備したい」

[ 2016年9月14日 05:30 ]

<陸上男子400メートルT52(車いす)決勝>銀メダルを手に笑顔を見せる佐藤

リオデジャネイロ・パラリンピック 男子400メートル(車いすT52)

(9月12日)
 男子400メートル(車いすT52)で佐藤友祈(27=WORLD―AC)が58秒88で銀メダルを獲得した。中盤以降で上位に浮上する予定通りの展開。だが、米国選手に0秒46及ばず「捉えられる手応えは十分にあったので、とても悔しい」と唇をかんだ。

 21歳で脊髄炎を患い、12年ロンドン・パラリンピックをニュースで見て感銘を受け、競技を開始した。それからわずか3年半での銀メダル獲得。15日の1500メートルにも期待が持てる。「今出せる最高のパフォーマンスは発揮できた。次の東京大会へ準備したい」と4年後のリベンジも見据えていた。

 ◆佐藤 友祈(さとう・ともき)1989年(平元)9月8日、静岡県藤枝市生まれの27歳。静清工高卒。人材派遣会社グロップサンセリテ勤務。小学生の時はレスリングに励んだ。妹・喜歌(はるか、24)は自衛隊所属で、14年W杯レスリング日本代表。1メートル83、77キロ。

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2016年9月14日のニュース