リオ五輪中の商業活動、日本選手には認めず 規定緩和見送り
日本オリンピック委員会(JOC)は26日の理事会で、リオデジャネイロ五輪期間中の選手の商業活動について、従来通り五輪スポンサー以外のテレビCM出演などを認めないことを報告した。
国際オリンピック委員会(IOC)が条件付きながら選手が他企業の広告にも出演できるよう規定を緩和し、適用するかどうかの判断を各国・地域のオリンピック委員会に委ねていた。JOCによると、プロ選手からの要望などを受けて米国や英国、オーストラリアは新規定を適用する方針だが、日本やブラジルは高額な協賛金を払う五輪スポンサーへの配慮などから緩和を見送った。
2018年平昌冬季五輪以降については、IOCが規定を再検討する可能性があるという。
続きを表示