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新国立デザイン 類似性指摘に隈氏違い強調

[ 2016年1月16日 05:30 ]

 新国立競技場のデザインを手掛ける隈研吾氏は15日、都内の日本外国特派員協会で記者会見した。

 白紙撤回された旧計画を担ったザハ・ハディド氏が主張する類似性について「8万という収容人数や敷地といった条件を同じにすれば、座席数や観客席の角度は自動的に近い形になる」と述べた。その上で両計画の違いを「観客席の形は、旧計画では両翼が大きく盛り上がっているが、新計画は水平。コンセプトも見た目も全く違う」と反論した。ザハ氏は事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)に著作権の交渉を要求。隈氏の事務所に直接抗議などはないという。

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2016年1月16日のニュース