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IOCへの実施働き掛けを要望 追加種目落選のボウリング

[ 2015年10月29日 17:03 ]

 2020年東京五輪の大会組織委員会による追加種目選定でボウリングが落選したことを受け、全日本ボウリング協会は29日、国際オリンピック委員会(IOC)に直接実施を働き掛けるよう世界連盟に要望すると発表した。武部勤会長ら執行役員が協議して決めた。IOCは来年8月の総会で種目を正式決定する。

 組織委は野球・ソフトボールなど5競技の18種目をIOCに提案し、選手数はIOCから示された500人の上限に収まる474人とする計画をまとめた。全日本協会はまだ26人の余裕があることから、24人による混合ダブルスや男女各12人のシングルスの実施が可能と主張している。

 また同協会は、組織委の選考で最終候補に残った8競技のうち、ボウリングが野球・ソフトボール、空手とともに「東京、日本での盛り上がりを期待する競技」としてひとくくりで審議され、この2競技との比較で落選したとの見解を示した。

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2015年10月29日のニュース