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小笠原 世界が見えたソチ「ここでやめるわけには」

[ 2014年2月25日 05:30 ]

閉会式で入場する小笠原

ソチ五輪閉会式

(2月23日)
 開会式に続き、カーリング女子の小笠原歩(35)が閉会式の旗手を務めた。カーリングは4勝5敗の5位タイで、日本女子としては過去最高成績を収めた。終盤にスイス、中国と格上を相手に連続金星を挙げ、最終戦に勝てば準決勝進出のタイブレーク突入と接戦を演じた。

 橋本団長は「好成績を残してくれたし、特に旗手を交代する必要はないと思う」と説明していた。小笠原は五輪を振り返り「もっともっと試合がしたかったというのが正直な思い。みんなのおかげで、この舞台でプレーできて本当に幸せだった。旗手としては、あと1つ勝って選手団を盛り上げたかった」。18年平昌五輪を目指し11年4月にチームを結成したが、予定より1大会早く大舞台に立つことができた。「世界に近づけて自信になった。ここでやめるわけにはいかない」と新たな挑戦を見据えた。

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2014年2月25日のニュース