近大の地元で凱旋パレード 競泳・寺川、アーチェリー古川ら
ロンドン五輪で銅メダルを獲得した競泳の寺川綾選手(27)ら、五輪に参加した近畿大の在学生や卒業生の5選手が28日、大阪府東大阪市の東大阪キャンパス周辺で凱旋パレードをした。集まった市民らは拍手と歓声で迎え、選手の健闘をたたえた。
選手は3台のオープンカーに分乗。集まった市民や学生が「おめでとう」と声を掛けると、選手は手を振ってにこやかに応じた。
5選手は寺川選手のほかに、卒業生のアーチェリー個人銀メダルの古川高晴選手(28)とアーチェリー女子団体銅メダルの蟹江美貴選手(23)、在学生でアーチェリー女子団体銅メダルの川中香緒里選手(21)と競泳の外舘祥選手(21)。
5選手は最寄りの近鉄長瀬駅前から約1キロをパレードし、キャンパスに到着後は報告会も開催。寺川選手は「近大2年で出場したアテネ五輪ではメダルを持って帰れなかった。8年かかったが、ようやく母校のみなさんにメダルを見せられて良かった」と話した。
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