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佳純に米1トン!10年分の米で20年五輪も目指す

[ 2012年8月22日 06:00 ]

米1トンの目録として米俵を贈られた石川佳純

 石川は21日、所属契約を結ぶ東京・大手町の全国農業協同組合連合会(全農)で約100人の職員を前に「凱旋報告会」に臨み、経営管理委員会の中野吉實会長(64)から報奨金100万円のほか、1トンの米などを受け取った。

 銀メダルを首から下げた石川は、報奨金の目録と米俵を受け取ると「ロンドンには全農さんからいただいたお米を持って行って、おいしいご飯を食べた。パワーをいただき感謝します」と笑顔。選手村では、福原愛(23=ANA)や平野早矢香(27=ミキハウス)らと夜のうちにご飯を炊き、しっかり朝食をとって出陣したという。

 この日、贈られた1トンの米は約10年分に相当することを聞かされると、目を丸くして驚いた。「団体戦では銀メダルを獲れた。これをステップに、きょうから頑張ろうという気持ちになった」。4年後のリオデジャネイロ五輪はもちろん、東京開催の可能性がある20年五輪へ向け、10年分の米からパワーをもらって前進する。

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2012年8月22日のニュース