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永井 シュート1本だけ…不発大敗でザック監督見返せず

[ 2012年8月19日 06:00 ]

<名古屋―G大阪>前半、G大阪・丹羽(右)と競り合う名古屋・永井

J1第22節 名古屋0―5G大阪

(8月18日 豊田ス)
 ロンドンで輝いた永井は凱旋試合を飾れなかった。ロンドン五輪後、初の実戦となった名古屋の永井はシュート1本に抑え込まれ、後半30分に途中交代。チームも5失点の大敗で「1人少なくなって攻撃もうまくいかなかった。たくさんのお客さんの前でこういう情けない結果になって悔しい」とうなだれた。

 「クラブ20周年記念」と銘打たれ今季最多3万354人を集客した。試合前にはロンドン五輪での活躍を祝福し花束贈呈セレモニーも開催。観客席にはザッケローニ監督の姿もあった。だが五輪でチームを離れていたこともあり、同僚との呼吸が合わないまま。代表指揮官へのアピールも不発に終わった。

 五輪で世界を脅かせた快足FWは、大会中に痛めた左太腿の影響は完全否定。9月11日のW杯アジア最終予選も近づく中、「疲れもコンビネーションも問題ない。切り替えて、また一からやりたい」と巻き返しを誓った。

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