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女子バレー 栗原が代表落選…19日から五輪世界最終予選

[ 2012年5月19日 06:00 ]

各国代表監督と手を合わせる女子日本代表・真鍋監督(左)

 バレーボール女子のロンドン五輪世界最終予選は19日に東京体育館で開幕する。18日には12人の登録メンバーが発表され、昨年2月に左膝を手術した04年アテネ、08年北京両五輪代表の栗原恵(27=ディナモ・カザニ)は昨秋のW杯に続いて外れた。

 ウイングスパイカーの栗原は冬場にロシアリーグでプレーし、4月からの代表候補合宿に参加していたが、真鍋政義監督(48)は「栗原より他の6人の方が1位通過するためにはいいと判断した」と落選理由を説明した。

 また、右膝前十字じん帯を痛めていた大友愛(30=JT)、右肩負傷の井上香織(29=デンソー)も外れた。五輪本番で入れ替える可能性はあるが、期待されたベテラン陣の復帰は間に合わず、4位だった昨年のW杯メンバーを中心に臨むことになった。

 戦力的な上積みがとぼしく、不安も残る。世界ランキング3位の日本は同17位のペルーとの初戦を前に、急きょ練習を非公開にするなどピリピリムード。真鍋監督は「厳しい試合になると思うけれど、まずは出場権を獲得したい」と慎重だった。

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2012年5月19日のニュース