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10年3億円 ワンジルが明治製菓と契約

[ 2008年11月28日 21:22 ]

明治製菓と所属契約を結んだサムエル・ワンジル(右)

 北京五輪男子マラソンで金メダルを獲得したケニア出身のサムエル・ワンジル(ザバス)が28日、東京都内の明治製菓本社で所属契約の記者会見を行い、「世界記録を出したい」と抱負を述べた。契約は2012年ロンドン五輪を見据え、1年ごとの更新と発表されたが、関係者によると10年間で3億円(金額は推定)という。

 世界歴代5位の2時間5分24秒の記録を持つ22歳は五輪後の初マラソンとして来年は4月のロンドンに出場を予定。さらに8月の世界選手権(ベルリン)か9月のベルリンで「2時間3分台を出したい」と世界記録(2時間3分59秒)更新に意欲を示した。練習拠点は福岡とケニアで、明治製菓からは栄養管理のサポートも受ける。

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2008年11月28日のニュース