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日本選手団 主将に桂治、旗手に愛ちゃん

[ 2008年6月5日 23:22 ]

鈴木桂治  福原愛

 日本オリンピック委員会(JOC)は5日、北京五輪日本選手団の主将にアテネ五輪柔道100キロ超級金メダリストの鈴木桂治(28)=平成管財、旗手に卓球女子で2大会連続出場となり中国でも人気の福原愛(19)=ANA=が決まったと発表した。

 北京では100キロ級で2階級制覇を狙う鈴木は、日本のお家芸である柔道の中心選手として期待される。福原は中国スーパーリーグでプレー経験があり、今年5月には来日した中国の胡錦濤国家主席の卓球の相手を務めるなど、日中両国で知名度が高いことから選ばれた。
 福田富昭選手団長らと鈴木、福原が出席して、東京都内で九日に記者会見する。柔道選手の主将は前回アテネ五輪の井上康生(綜合警備保障)に続き2大会連続。女子選手の旗手もレスリングの浜口京子(ジャパンビバレッジ)に続いて2大会連続となる。

 ◆鈴木 桂治(すずき・けいじ)北京五輪柔道男子100キロ級代表。アテネ五輪100キロ超級金メダル。世界選手権は03年無差別級、05年100キロ級で優勝。国士舘大出、平成管財。1メートル85。28歳。茨城県出身。

 ◆福原 愛(ふくはら・あい)北京五輪卓球代表。03年世界選手権女子シングルスでベスト8、アテネ五輪同ベスト16。04、06年世界選手権団体3位。早大、ANA。宮城県出身。19歳。

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2008年6月5日のニュース