【鳴門ボート・第25回マスターズチャンピオン】吉川元浩 5コースカド戦を制して優出一番乗り

[ 2024年4月20日 19:35 ]

10R準優勝戦を制して、優勝戦進出一番乗りを決めた吉川元浩
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 <鳴門21日12R優勝戦>吉川元浩(51=兵庫)が優勝戦一番乗りを決めた。

 20日の10R準優勝戦は3号艇で出走。スタート展示では3コースからだったが、本番では石川真二、赤岩善生にコースを奪われ5コースカドからの進入に。それでも、動じることなくコンマ03のトップスタートを決めると、ひとつ内の赤岩を先に回してから捲り差しを放ち快勝した。

 「ピット離れが展示では持ったけど、本番は持たなかった。ただ、理想はカドだった。6コース単騎とかも考えていたので、スタートはつかめていた。早かったけど入っていると思った」。さすがは、匠(たくみ)の祭典。積み上げられた経験が発揮された瞬間だった。

 「直線はずっと良くて、出足は良かったり、悪かったりだったけど、今は良かった。乗りやすさも出てきた。ずば抜けてはいないけど、バランスが取れていい」。調整も完調の域に到達した。

 21日の12R優勝戦は3号艇で登場する。ここも進入が荒れることが予想されるが「マスターズチャンピオンは辞めるまでに1回は取りたいタイトル。優勝できるくらいの足はあるので頑張りたい」と意気込んだ。ファイナルも経験に裏打ちされた立ち回りを披露して初戴冠を狙う。

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