両前屈腱炎から復帰を目指すヴェルトライゼンデ、来週北海道から滋賀県に移動 20年ダービー3着

[ 2024年4月18日 17:18 ]

 昨年4月2日の大阪杯9着後、両前脚の屈腱炎が判明し、戦列を離れているヴェルトライゼンデ(牡7=池江、父ドリームジャーニー)が放牧先のノーザンファーム早来(北海道安平町)から来週、滋賀県のノーザンファームしがらきに移動する。18日、サンデーレーシングが発表した。

 20年日本ダービーはのちの無敗3冠馬コントレイル、サリオスに続く3着に入った実績馬。21年AJC杯2着後にも右前屈腱炎で1年4カ月のブランクがあり、復帰戦となった22年鳴尾記念で復活V、翌年の日経新春杯を合わせて重賞を2勝している。

 昨年、屈腱炎が判明した後、再度の長期休養が見込まれるが復帰は可能であろうという獣医師の見解を踏まえ、現役続行が決定。回復に専念し、焦らず地道に調教を積み重ねてきた。ノーザンファームしがらきに移動後、調整を続け、栗東トレセン帰厩に備える。

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