【前橋競輪　F2ナイター　初日1R】神尾敬冬が逃げ切り勝ちにも反省「下手っぴだった」

逃げ切り勝ちを収めた神尾敬冬
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　＜前橋初日1R＞

　ルーキーの神尾敬冬（24＝静岡）が逃げ切りでオープニングレースを制した。神尾は「後ろが離れていたのは分かっていた。ちょっとずつ（ペースを）上げていくイメージで。本当に踏み上げたのは最後だけ」と、番手に別線がハマる展開でも末良く押し切った。

　逃げ切り勝ちにも表情はさえない。「ライン4車だったのにラインで決められなかった。下手っぴだった。周りは見えていたが、仕掛けどころが悪かった」と反省を忘れなかった。
　
　前走の西武園決勝（6着）からセッティングをガラリと一変。「人には凄く重いと言われるけど自分は軽い。前橋のドームでさらに軽い」と手応えは十分。好感触をつかんでいるだけに、結果と内容の両方を追い求めていく。

　神尾敬冬の妹は川崎競馬のジョッキー神尾香澄。公営競技で活躍する「神尾兄妹」として注目を浴びている。