【川口オート グランプリレース】森且行 準々決勝戦6着 得点で準決勝戦進出も無念さ隠せず

[ 2024年3月8日 14:29 ]

準々決勝戦6着後、悔しそうな表情を浮かべる森且行
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 川口オートのG1「グランプリレース」は3日目。7R準々決勝戦に森且行(50=川口)が登場。スタートでやや後手に回り、懸命に差を詰めたが6着まで。初日の1着が効いて準決勝戦進出を決めたが、表情はさえなかった。

 スタート後、1コーナーで外の5、7、8番に行かれて苦しい態勢。懸命に差を詰めようとしたが、なかなか前に追いつくことができず、6着フィニッシュ。3日間の得点の合計で準決勝戦進出を決めたが、1着を狙っての出陣だっただけに悔しさがにじみ出た。

 「また曲がれなくなった。何なんだろう。突っ込みで曲がっていけないが、(症状が)出る時と出ない時がある」。埼玉県南部は早朝まで雪に見舞われた。懸命の除雪後、日差しも出て走路は急速に乾燥。読みにくい微妙なコンディションではあった。

 「試走は悪くなかったのにレースになると全然…。何で試走と違うのかな、まいったなー、まいったなー。困りましたぞ」

 苦悩する森だが、21年飯塚開設記念以来、3年2カ月ぶりとなるG1準決勝戦進出を決めた。「まあ、うれしいです。でも、全然仕上がっていないので、このままでは普通に8着ですよ。整備も迷うなー」。ハンドルの具合を確かめつつ、何度も首をひねる森。懸命の立て直しはなるか。

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