【川口オート・グランプリレース】佐藤励 5日が24歳の誕生日「常に今の自分と戦うのみ」

[ 2024年3月5日 15:43 ]

5日に24歳の誕生日を迎えた佐藤励は指で「24」をつくる
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 川口オートのG1「グランプリレース」が6日、開幕する。注目は直前の川口3日間開催を優勝した佐藤励(川口)だ。

 前検の5日が24歳の誕生日だった。「23歳の1年は結果を見れば、かなり良かった。でも、たくさん苦労もしましたね。いろいろありました」

 23歳のスタートはSG初出場となった全日本選抜での周回誤認によるペナルティーでの長期欠場。そこからはい上がり、昨年12月にはスピード王決定戦を制し、G1初制覇を飾った。

 前節は普通開催ながらメンバーのそろった一戦。荒尾聡、永井大介、黒川京介、若井友和らが居並ぶ中、優勝してみせた。“スタート改革の節”と位置づけ、日々、試行錯誤しながら優勝したことに自信を深めた。

 「でも、スタートはまだまだです。満足はできない。もっといいスタートを行けるはずです」。この男の辞書に“納得”の2文字はない。

 24歳も上昇ベクトルをキープし続ける1年とする覚悟だ。「戦うのは“昨日の自分”だと思う。最終的な大目標は常にあるが、一足飛びにたどりつくことはできない。常に、今の自分と戦うのみ。この24歳が、あって良かったと思える24歳にしたい」。今回の優勝も「もちろん狙っていく」と言い切った。

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