【川口オート・全日本選抜】森且行　50歳のバースデー　体は悲鳴を上げているが…目指すは50代1勝目

19日に50歳のバースデーを迎えた森且行
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　川口オートレース場で20日から今年最初のSG「全日本選抜」が行われる。

　20年日本選手権以来となるSG制覇を目指す森且行（川口）は19日、50歳の誕生日を迎えた。

　「50歳…。何も感じないなあ。ハタチの頃、自分が50歳になるなんて想像もできなかった」。思えばSMAPデビュー時は14歳だった。そこから長い年月、注目され続けてきた。

　気持ちは若い森だが、こう語った。「体の中が変わってきている感じがある。痛いところが増えた。膝とか肘とか…。体が悲鳴を上げているよ」。大きなケガを何度もした森。表情は若々しいが、体はやはり傷んでいる。

　「でもね、74歳になって第一線で頑張る先輩レーサー（篠崎実）もいる。年を取らないよね、オートレーサーは」。森さんも74歳で現役いけるでしょ？の声には「いやいや、無理でしょう」と笑った。

　40代はいいこと（SG制覇）も悪いこと（度重なったケガ）もあった？の問いには「もうケガはしたくないよね」。初日の登場は3R（11時31分発走予定）。まずはケガなく、その上で50代1勝目の走りを見たい。