【川口・SS王座決定戦】鈴木宏和　初出場初優出目前も冷静

3日目11Rで2着に奮闘し、笑顔の鈴木宏和
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　鈴木宏和が持ち前の粘りを披露した。3日目11Rで1枠から好スタート。青山にはかわされたが、その後、いったんは佐藤貴に前に出られたが抜き返した。さらに青山を追走し続け2着。「頑張りました。青山選手にワンミスあればと思ったが、なかったですね」と、やり切った表情だ。得点も積み上げ、王座決定戦に大きく近づいた。

　今回が初出場。名うての名手がそろうが気後れするところはない。「自分は挑戦者。そういうことはあまり考えないように。（前検日の）枠番選択会が一番緊張したかな。こんなにちゃんとやるんだ、って」。頂点に立つ“欲”は出てきた？と聞いても「一つ一つ、目の前の目標をクリアしていきます」と冷静だった。