【佐世保競輪 開設73周年記念G3「九十九島賞争奪戦」】12R 荒井が最後も主役

[ 2023年12月17日 04:30 ]

4連勝で佐世保記念初Vを狙う荒井
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 佐世保競輪の開設73周年記念G3「九十九島賞争奪戦」はファイナリスト9人が決定。九州は5車が勝ち上がり、伊藤颯馬―久島尚樹―荒井崇博―井上昌己―塚本大樹で結束した。本命は地元の荒井。3番手から鋭く伸ばして完全Vを達成するとみた。

 <12R>九州5車が結束を固め、東勢は小林―平原―鈴木の布陣。小川が初日特選同様に単騎戦となった。3番手回りでも本命は荒井だ。今年2月の支部移籍から最初の佐世保記念は無傷の3連勝で決勝進出。伊藤と久島の後ろから最後は鋭くタテ脚を伸ばして完全Vを達成する。荒井後位の井上も連日、鋭い伸びで3連勝と好調で対抗視した。小林に乗るS級S班の平原も脅威の存在。差し脚は復活しており、展開次第ではVで今年を締めくくるかも。九州と東勢でもつれると、小川の一発も侮れないだろう。

 (1)荒井崇博 もう少し余裕があれば良かったが…。(3連勝は)状態どうこうじゃないね。自分は九州の3番手で。
 (2)小林泰正 決勝に乗りたかったので良かった。脚の感じも前回より良くて余裕もあった。自力で。
 (3)小川真太郎 かなり余裕があって捲れると思ったが、武藤さんに下りられてタイミングが狂った。調子は上がっている。単騎で一発を狙う。
 (4)塚本大樹 伸びている感じがあるし、悪くないと思う。九州5番手で。
 (5)久島尚樹 記念初の決勝で本当にうれしい。実力不足で別線を止められなかったが、余裕があるので伸びていると思う。同支部の(伊藤)颯馬へ。
 (6)伊藤颯馬 (東矢)圭吾が頑張ってくれて、相手の脚を削ってくれた。キツかったけど決勝に乗れて良かった。自力勝負。
 (7)平原康多 最後は(坂井)洋をギリギリまで庇ったけど…。腰痛だけで状態的には2日目と変わっていない。(小林)泰正へ。
 (8)鈴木裕 余裕があったし、思った以上に車が出てくれた。関東の後ろ。
 (9)井上昌己 楽な展開ではなかったが良かった。いい状態だと思ってくれていいと思う。九州4番手。

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