【中山金杯】ミスターX トーセンスーリヤで勝負、地力と仕上がりの良さに期待

[ 2022年1月5日 05:30 ]

ミスターX
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 中央競馬は今年も5日の東西金杯で開幕。2鞍ともハンデ戦でもあって相当、難解な組み合わせになった。「第71回中山金杯」は昨秋のエリザベス女王杯に続いてロザムール、シャムロックヒルと単騎で行きたい2頭がそろい踏み。距離(2000メートル)が距離だけにスプリント戦のような激流とまではいかなくても、そこそこ締まった流れになりそうだ。となると最後は地力勝負。トーセンスーリヤで勝負したい。

 前走の天皇賞・秋はさすがにメンバーが強力すぎた。好位から正攻法の競馬で15着に敗れたが、あれは悲観する必要のない敗戦。一昨年の新潟大賞典、昨年の函館記念とG3・2勝の実績は光っている。この中間は年明けのここに狙いを定め、大みそかに美浦Wコース単走で負荷をかけると3日に、しまいをサッと。稽古量に加え、動き自体も文句なし。態勢は整った。

 ここはトップハンデ57・5キロを背負う。2走前の新潟記念が同ハンデで2着。他馬との比較で不利な材料に違いないが、この馬自身がカンカン泣きする(負担重量に苦しむ)ことはない。地力と仕上がりの良さに懸ける。馬連7から4、6、8、16、17へ。

 もうひと鞍、中京の「第60回スポニチ賞京都金杯」は飛躍を期す4歳ヴィジュネル狙い。3勝クラスの前走・奥多摩Sがひと皮むけたと思える強さだった。最内スタートから道中そつなく立ち回って直線、抜け出すとみた。馬連1から8、2、12、5、6、7、10へ。

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2022年1月5日のニュース