【小倉新馬戦】2億900万円馬、フィデル楽々V!川田「全部を上手にこなしてくれた」

[ 2021年7月5日 05:30 ]

<小倉5R・新馬戦>デビュー勝ちしたフィデル=左(撮影・柴田春男)
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 小倉5R新馬戦(芝1800メートル)、ここは通過点。単勝1・1倍の圧倒的な支持を集めた良血フィデル(牡=友道、父ハーツクライ)が評判通りの走りでデビュー勝ちを決めた。

 道中は4番手を追走。3コーナー付近から徐々にポジションを上げ、4コーナー手前で先頭を射程圏へ。直線は余力たっぷりで抜け出し、2着ダノンピーカブーに1馬身差。先頭でゴールを駆け抜けた。川田は「今日はスムーズに競馬を勉強しながら、全部を上手にこなしてくれました」と素質を評価する。昨年の1歳セレクトセールで2億900万円(税込み)の値をつけた高額馬。半姉には16年BCジュベナイルFを制し、米国の最優秀2歳牝馬に輝いたシャンパンルームがいる。鞍上は「これからの成長が楽しみです」と将来性に期待を込めた。開幕週の小倉で早くも牡馬クラシックの有力候補が誕生した。

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2021年7月5日のニュース