【浦和・桜花賞】ケラススヴィア まず1冠!圧倒的1番人気で逃げ切りV 小久保師「何の心配もなかった」

[ 2021年4月1日 05:30 ]

<浦和>桜花賞を圧勝したケラススヴィア
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 南関東牝馬クラシック第1弾「第67回桜花賞」(S1)が31日、浦和競馬場で行われた。単勝1・3倍の圧倒的支持を受けたケラススヴィアが逃げ切り優勝した。同馬と2着グロリオーソ、3着レディブラウンまでに「第35回東京プリンセス賞」(4月28日、大井)の優先出走権が与えられた。

 「何の心配もなかった」。レース後に小久保師がそう振り返ったように、勝つべくして勝った一戦だった。ゲートを出てスッとハナに立つと外からスマイルミュがプレッシャーをかけるが、気にすることなくマイペースに持ち込んだ。3コーナーでは2、3番手の馬が手応えが悪くなる中、一気に後続を突き放した。直線も余裕の独走で終わってみれば3馬身差をつけてのVゴール。森は「前走は不利な条件が重なっただけ。普通に走れば大丈夫だと思っていた。僕自身も初めてこのレースを勝てて良かった」と笑顔を見せていた。次走は権利を取った東京プリンセス賞。身体能力に磨きをかけ2冠へ一気に突き進む。

 ◆ケラススヴィア 父サウスヴィグラス 母レディパッション(母の父ネオユニヴァース) 牝3歳 浦和・小久保智厩舎 馬主・小田吉男氏 生産者・北海道新ひだか町のヒサイファーム 戦績6戦5勝 総獲得賞金6190万円 重賞は20年東京2歳優駿牝馬以来3勝目。

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2021年4月1日のニュース