【船橋・東京湾C】マンガン重賞初V!田島師「ハッピーな気持ちになれた」

[ 2020年5月7日 05:30 ]

東京湾カップを快勝したマンガン(提供・千葉県競馬組合)
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 3歳重賞「第34回東京湾カップ」(S2)が6日、船橋競馬場で行われた。3番人気のマンガンが直線一気の伸び脚で差し切り優勝、重賞初制覇した。同馬と2着エメリミットに「第66回東京ダービー」(S1、6月3日、大井)への優先出走権が与えられた。

 ここまで重賞2着3回。そのうっぷんを晴らす勝利に「今日こそは…と。ハッピーな気持ちになれた」と田島師は破顔一笑。道中はいつものように後方で脚をためる作戦。3コーナーで一気にペースが上がると同時に動いた。直線は抜群の手応え。先に抜け出したエメリミットを一完歩ごとに追い詰めると、きっちり首差差し切ってゴールした。

 「何とかタイトルを獲らせたかったので良かった。ダービーでもいい末脚を使ってくれるでしょう」と山崎誠は苦笑しながら振り返った。それもそのはず山崎誠は、先週の羽田盃を勝ったゴールドホイヤーで東京ダービーに向かう予定。田島師は「ダービーでは騎手が替わるが、それでもいいレースができるように仕上げる」と次を見据えていた。

 2着エメリミット(山口)成長しているし、距離が延びた方がレースはしやすいと思う。先々が楽しみ。

 3着デスティネ(森)馬場を考えて早めに動いたが、結果的に末脚勝負に徹した方が良かったかも。

 ◆マンガン 父アイルハヴアナザー 母スマートストーム(母の父アグネスタキオン) 牡3歳 川崎・田島寿一厩舎 馬主・大栗芳一氏 生産者・北海道新ひだか町の岡田スタツド 戦績10戦4勝 総獲得賞金4227万5000円。

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2020年5月7日のニュース