【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】30日阪神11R “生ける伝説”がギベオンを久々のVへと導く

[ 2019年11月30日 08:00 ]

 レース史上初めて外国馬が不在となった先週のジャパンCだが、優勝したのは短期免許で騎乗している“外国人”のマーフィーが手綱を取ったスワーヴリチャード。直線で一度詰まりかけたところで瞬時にラチ沿いへと切り返し、狭いスペースをこじ開けるように突き抜けた。既に日本でも高い評価が定着している同騎手は、まだ24歳というのが信じられないほど騎乗ぶりが冷静。JRAの若手騎手の中からも、彼のように世界に通用するホープが登場することを願いたい。

 本日の当欄では、紙面に予想の根拠を掲載していない西日本エリアの重賞をピックアップ。阪神11R・チャレンジCは、鞍上に“生ける伝説”デットーリを迎えたギベオン◎で勝負だ。重賞初制覇を飾った昨年12月の中日新聞杯以降は4戦Vから遠ざかっているが、その間も強敵相手の善戦ばかり。特に、発馬でつまずきながら0秒3差の4着まで押し上げた2走前の鳴尾記念は高く評価できる。今回は当時と同じ舞台でメンバーも同レベル。デットーリ騎乗のプラス加点を考慮すれば、勝ち負け必至とみた。

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2019年11月30日のニュース