デットーリ いきなり勝利、8年ぶり来日即結果「いい手応えだった」社台F代表も絶賛

[ 2019年11月23日 11:01 ]

東京3R制したデットーリ騎乗のヴィアメント=手前(撮影・郡司 修)
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 生ける伝説がいきなり魅せた!8年ぶりに来日したランフランコ・デットーリ(48=イタリア出身)が今回の来日で初騎乗となった東京3R・2歳未勝利戦(芝1800メートル)のヴィアメント(牡2=鹿戸)でいきなり白星を飾った。

 直線は前2頭が壁になったが、力ずくで外に出して進路を確保。最後は先に抜け出したこちらも世界の名手・ムーア騎乗ヴィクターバローズをねじ伏せた。JRAでの勝利は11年5月29日の東京(アルベルティ)以来、約8年6カ月ぶりでJRA通算19勝目。デットーリは「この馬の前走(2着)のレースVTRは見ていて、最後ストロングな脚を使うことは分かっていた。ゲートも力強く出てくれたし、ミルコ(ミスミルドレッド)とムーア(ヴィクターバローズ)を見ながら運んだよ。残り300メートルではいい手応えだったので、勝ったと思ったよ」とニッコリ。

 優勝したヴィアメントを生産した社台ファームの吉田照哉代表は「前回来日した時も凄いと思ったけど、今もヨーロッパで凄い成績を挙げているからね。タイガーウッズみたいだ。人気薄の馬でも騎乗依頼をするようにお願いしています。このレース(東京3R)も前走2着馬が5頭もいる中で勝ち切ったのが凄い。最高峰だね」と称賛していた。

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