アーモンド帰厩 大人の体に 秋天へ国枝師「古馬っぽくなってきた」

[ 2019年9月27日 05:30 ]

帰厩したアーモンドアイ(撮影・郡司 修)
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 安田記念3着後、ノーザンファーム天栄にリフレッシュ放牧に出ていたアーモンドアイ(牝4=国枝)が26日、美浦トレセンに帰厩した。「熟女というにはまだ早いな。でもパッと見た目がいい意味で枯れてきた。スッと古馬っぽくなってきたかなと思う」。厩舎の敷地内を悠々と歩く愛馬を見つめ、国枝師が目を細めた。天才少女はひと夏を越して着実に大人の体になっている。

 今後は予定通り天皇賞・秋(10月27日、東京)へ。昨年のジャパンCは古馬初対戦であくまで挑戦者だったが、ふたを開けてみれば世界レコードで圧勝。今春のドバイターフでG1・5連勝と一気にG1戦線の主役に駆け上がった。今年は後輩から先輩まで一線級を迎え撃つ立場。スタート後の不利に泣いた安田記念のリベンジも期す秋初戦だ。

 「元気いっぱいでうまく夏を過ごせた。このレベルになると無事が一番。大人っぽくなってきて体質も強化されて、レース後に少しふらついたりするのも少なくなればいい。明日乗ってみて、週末から軽いところを行ってもいいかなと思っている。これからあと1カ月。頑張ります」と国枝師は力を込めた。 

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2019年9月27日のニュース