【バーデンバーデンC】カラクレナイが古馬オープン初勝利

[ 2019年7月14日 16:22 ]

 日曜福島メインのバーデンバーデンC(芝1200メートル、3歳上オープン)は、5番人気のカラクレナイ(牝5=松下)が直線抜け出して勝利。G2フィリーズレビュー以来、2年4カ月ぶりとなる4勝目を挙げた。勝ち時計は1分9秒3(重)。

 中団追走から4角大外を回ると、直線残り200メートル過ぎで先頭。さらに外から伸びた1番人気アンヴァルの追い上げを頭差しのいだ。「コーナーで馬の後ろに1回入れられたのが良かった。先頭に立ってフワッとするところがあったが、うまく押し切ってくれた。折り合いがつけば脚を使ってくれる」。初コンビの大野がうまく手の内に入れて、久々の勝利に導いた。3連勝でフィリーズレビューを制した素質馬。勝ち星から遠ざかっていたが、短距離路線で再び花開こうとしている。

 ▼2着アンヴァル(松岡)勝負どころの3、4角でのめったのが痛かった。

 ▼3着メイソンジュニア(戸崎)雰囲気よく走った。馬場のいい外に行こうかと思ったが、大丈夫そうだったので内へ。追って耳を絞って伸びきれなかった。

 ▼4着フロンティア(三浦)1年ぶりでもいい仕上がりだった。さらに良くなりそう。3、4角で少し置かれたが、手前を替えたら凄い脚を使ってくれた。

 ▼5着レジーナフォルテ(内田)向正面で落鉄した。こういう馬場はあまり合わない。

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2019年7月14日のニュース