【平塚・湘南ダービー】松岡健、記念初V 南関勢を撃破

[ 2019年5月15日 05:30 ]

平塚競輪開設69周年記念を制した松岡健介
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 松岡健介(41=兵庫)が令和初の記念ウイナーに輝いた。G3優勝は12年小田原以来2回目、記念Vは初。

 レースは松井―和田―郡司―中村浩―岡村―松岡健―村上博―清水―松岡貴で周回。残り3周すぎから清水―松岡貴―松岡健―村上博が松井を抑える。赤板すぎから松井がカマし南関勢が先行態勢に入るが、中村浩が離れて外に浮き、4番手は清水、6番手は松岡健。残り1周すぎから仕掛けた清水は郡司に合わされ不発に終わるが、松岡健―村上博がすかさずまくってワンツー。

 5車結束の南関勢を撃破する波乱を起こした松岡健は「清水君もS班のプライドを懸けて内容を求めてくるので、清水君の3番手から動こうと思った。全部の展開が向きましたね」と、してやったりの表情。最後は村上博との直線勝負を制し「博幸の横顔だけ見ながら踏んだ」と振り返った。

 41歳の誕生日だった初日(11日)に白星をマークし勢いづいた。表彰式で平塚名物のシャンパンファイトで自ら祝福し「年を取って立ち位置が危うくなる中で危機感が凄くあった。自力で戦って結果を残せてうれしい」。老け込むにはまだ早い。「もう少し欲を出していきます!!」と、さらなる高みを見据えた。

 【次走予定】優勝した松岡健介、2着・村上博幸、3着・岡村潤の次走は25、26日の松山全プロ記念。

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2019年5月15日のニュース