キズナ初年度産駒が史上最高額!5400万円で杉野氏が落札

[ 2019年4月24日 05:30 ]

5400万円で落札された新種牡馬キズナの初年度産駒「ニシノミラクルの17」
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 JRA主催の2歳馬調教セリ「第15回JRAブリーズアップセール」が23日、中山競馬場で行われ、上場された69頭全てが売却された。

 13年のダービーを制した新種牡馬キズナの産駒が登場すると会場は熱気に包まれた。「ニシノミラクルの17」(牡、母の父スペシャルウィーク)は同セール史上最高額の5400万円(以下、税込み)で杉野公彦氏が落札。入厩先の清水久師は「元々いい動きをすると聞いていたが、実際に見ても動きは良かったし、姿もいい」と笑顔。「やはりキズナの子供ですから、クラシックに乗せられるように意識して調教を進めていきたい」と意気込んだ。今後は状態を見ながら、デビュー時期を決定する。牝馬の最高額もキズナ産駒「チョウカイクリスの17」(母の父サクラバクシンオー)。半姉ダンツキャンサー(16年クイーンS3着)も所有し、「ダンツ」の冠名で知られる山元哲二氏が3672万円で落札した。

 同セールの売却総額は9億1260万円で、昨年の数字を約2億7000万円上回る盛況となった。

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2019年4月24日のニュース