【東海S】武豊 33年連続重賞制覇に笑顔「23年じゃないですか?」

[ 2019年1月20日 16:11 ]

 ダート重賞「第36回東海S」(G2、ダート1800メートル)が20日、中京競馬11Rで行われ、武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気のインティ(牡5=野中)が優勝。破竹の6連勝で重賞初勝利をあげた。鞍上の武豊はデビュー年から33年連続でのJRA重賞勝利となった。

 好スタートからあっさりと先頭を奪ったインティ。抜群の手応えのまま直線を向き、後続を寄せ付けずに逃げ切った。勝ちタイムは1分49秒8(良)。2馬身差の2着に2番人気チュウワウィザード、さらに7馬身差の3着には4番人気スマハマが入った。

 鞍上の武豊は「期待通りの走りをしてくれてホッとしています」と断然人気に応え、安どの表情。「道中は元気良すぎて、もう少しゆっくり走ってほしかったんですけど…。キャリア浅い馬ですし、1戦ずつ馬が良くなっているので今後が楽しみ」とレースを振り返り、「大した馬です。トライアルを快勝したわけですし、(G1でも)期待はふくらみます」と笑顔を見せた。

 自身はこれでデビューした87年から33年連続重賞勝利を達成。「23年じゃないですか?33年なの?」と笑わせ、「まだまだ元気にやっていきます」と力強く語った。

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2019年1月20日のニュース