坂井あと２　感謝の２０００勝へ「関係者に助けられた」

２０００勝を目指す坂井
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　【大いに気になる！】騎手会会長の要職も務める坂井英光（４３＝大井）が区切りの２０００勝へあと「２」と迫って、２日にも一気に達成する勢いだ。

　「正直、スゲー勝ってるな、と思う。ケガとか自分の力不足もあるけど、デビューした頃はこんなに勝てるとは思わなかった」

　９５年のデビューから２３年。しみじみと騎手人生を振り返ったが、一つ一つの勝利は自分自身の騎手としての腕というよりも「トレーナー、厩務員など関係者に助けられたから」という感謝の気持ちが記録を前にして改めて湧きだしてきた様子。「本当に数字にこだわっていないが、調教師試験の１次（試験）が免除というのは大きいね。将来的に目指しているから。ただ、達成へ焦りはない。いつも通りケガをしないで一生懸命騎乗していれば達成できるから」と泰然自若の構えだ。

　２日は５鞍に騎乗予定。６Ｒのグローリーシーカーは「中央からの転入馬だけど、ダートをこなせればチャンスはあるんじゃないかな」と星勘定に入れる。先月１５日に同じ２０００勝を達成した真島に続く、デビューから大井所属で６人目という快挙達成の時が刻一刻と迫ってきた。（矢内　浩美）