【大井・レディスプレリュード】コメータ重賞2勝目!次は「去年2着の雪辱」

[ 2018年10月12日 05:30 ]

レディスプレリュードを快勝したプリンシアコメータ(左)とモレイラ
Photo By スポニチ

 JBCレディスクラシック(11月4日、京都)の前哨戦となる「第15回レディスプレリュード」(G2)が11日、大井競馬場で行われた。2番人気プリンシアコメータが直線、ブランシェクールとの激しい競り合いを頭差制して優勝。昨年のクイーン賞(G3、船橋)に続く2つ目の重賞タイトルを手にした。

 直線を向いたところでモレイラに促され、プリンシアコメータが早くも先頭に立つ。後続を引き離しにかかったが外からブランシェクールが猛追してきた。残り100メートルから馬体をビッシリ併せた追い比べ。プリンシアコメータが頭差残したところがゴールだった。

 「気を抜くところがある馬。ヨーイドンの競馬では分が悪いと思って3コーナーから動く予定だったが、待ち過ぎたなと。それでもゴールできっちり残してくれた。モレイラさまさまだよ」。矢野英師は鞍上の手綱さばきを手放しで褒めちぎった。次走は「去年2着の雪辱だよ」とキッパリ。JBCレディスクラシックは昨年の大井から舞台を移して京都へ。モレイラは免許の関係で騎乗できないが新たな鞍上を迎えて突き進む。

 ◆プリンシアコメータ 父スパイキュール 母ベルモントフェリス(母の父アジュディケーティング) 牝5歳 美浦・矢野英一厩舎 馬主・芳川貴行氏 生産者・北海道新冠町のベルモントファーム 戦績23戦6勝(南関東5戦2勝) 総獲得賞金1億4911万円。

続きを表示

2018年10月12日のニュース