【スプリンターズS】戸崎 テン乗りお任せ!ストレイトでV歴

[ 2018年9月27日 05:30 ]

<スプリンターズステークス追い切り>笑顔をみせるレッドファルクスを管理する尾関知人調教師(右)と戸崎圭太騎手(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 戸崎は過去にも、テン乗り(その馬に騎手が初めて騎乗すること)の代打騎乗でG1を制覇している。15年5月17日のヴィクトリアマイル(東京・芝1600メートル)を、5番人気のストレイトガールで優勝。勝ちタイムはレースレコードタイの1分31秒9だった。

 それまで主戦だった岩田康誠がヌーヴォレコルト(1番人気)を選択したことで、戸崎に乗り代わったものだった。ストレイトガールはこれが悲願のG1初勝利で、6歳牝馬のJRA・G1制覇は89年ジャパンCのホーリックス(ニュージーランド)以来26年ぶりで、日本馬としては史上初の快挙。2着に12番人気ケイアイエレガント、3着に18番人気ミナレットが入り、3連単は2070万円を超える驚がくの高配当となった。

 戸崎はレース後、「センスのある馬で乗りやすかった。馬に助けられた」とコメント。戸崎と同馬のコンビは同年のスプリンターズS、翌年のヴィクトリアマイルも制し、国内G1・3戦3勝を誇った。

続きを表示

2018年9月27日のニュース