【児島・ルーキーシリーズ第15戦】渡辺 4カドまくり決めV

[ 2018年9月3日 05:30 ]

児島ルーキーシリーズ優勝戦を制しガッツポーズする渡辺
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 ボートレース児島のルーキーシリーズ第15戦優勝戦が2日、12Rで行われ、4号艇の渡辺和将(28=岡山)がコンマ07のトップスタートから4カドまくりを決めて優勝した。2着は5コース竹井、3着は6コース入海で3連単は1万6290円の波乱となった。

 4コースから助走距離をたっぷり取ってのカド戦。渡辺はコンマ07の会心のスタートを決めた。1M、グイグイと内艇を締めにいく。2号艇・村岡に引っ掛かりながらも強気の全速ターン。これにはイン春園もお手上げだ。地元の若大将が大一番で躍動した。

 「厳しいレースだった。スタートは全速。いいタイミングで行けた。スタートも決まっていたので攻める気持ちが強かった。仕上がりも自分的には満足できる感じになっていた」

 スタートを決めて一気に攻める4カドのお手本のようなレース。インが幅を利かす中、気持ちのいい勝ちっぷりだった。「最近、黒明良光さん(かつての岡山のドン。05年引退)に攻めるレースをしろと言われた」。レジェンドの教えの先に美酒が待っていた。芦屋の一般戦を挟んで、大舞台・ヤングダービー(19〜24日、浜名湖)へ。「強い気持ちを持って優勝を狙う」。渡辺の目が輝いた。

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2018年9月3日のニュース