【北九州記念】スターワン、連続穴駆けあるぞ 叩き完調の気配

[ 2018年8月15日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=14日】CBC賞を◎→○で仕留めたオサム。北九州記念も楽勝かと思いきや、取材を始めるとこれは別物の難解さだと痛感した。展開が読みづらい。絶妙と思えるハンデ差が混迷に拍車をかける。そこに昨年の悪夢がよみがえってきた。ダイアナヘイローは順当勝ちだったが、2着に14番人気のナリタスターワン。この変わり身が寸分も読めなかった。3連単100万円超。小倉競馬場のゴンドラ席で絶句。しばらくその場から動けなかった。

 “穴馬は繰り返し穴を出す”が持論。今年も警戒すべきはナリタではないか?CBC賞を叩き完調に戻った気配が漂う。喜多助手を直撃すると「ここに来てグンと上向いてる。体調が良くても絞れないことが多かったんですが、夏場は楽に460キロ台に乗せられる。久しぶりに楽しみにできる状態です」と胸を張る。

 近走の不振が効いてハンデは昨年比1キロ減の54キロ。これはありがたい。波乱を見越し、大胆に切り込む勇気があれば本命視もありだ。

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2018年8月15日のニュース