【仏ジャックルマロワ賞】ウィズユーもう一丁!名調教師が太鼓判「名牝になる」

[ 2018年8月11日 05:30 ]

2度目のG1制覇を狙うウィズユー(右)。左鞍上はルメートル(撮影・平松さとし)
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 JRAの海外馬券発売レース仏G1「ジャックルマロワ賞」(ドーヴィル、芝直線1600メートル)は12日(日本時間=午後11時20分)発走する。

 牝3歳ウィズユーを管理するのはF・ヘッド師。過去にはジャックルマロワ賞をはじめ世界中でG1を14勝もした名牝ゴルディコヴァを育てた名調教師でもある。そんな彼をして「名牝になる可能性を秘めている」と言わせるのがウィズユーだ。

 G1勝ちは前走のロートシルト賞が初めて。当時、騎乗していたA・ルメートルにとってもうれしい初のG1制覇だった。

 「14歳でヘッド厩舎の見習いになった僕にとって、29歳での初G1勝ちは本当に長かった。それだけにウィズユーは特別な馬です」

 スタートのうまさが強みか?と聞くと「その通り。だから好位で競馬をできます。前走のゴール前は余裕がありました」。

 前走後はそのままドーヴィルに滞在。9日の木曜日には予定通り最終追い切りも済ませた。「マイルは良い馬だし、前走後もさらに調子が上がっている感じ。もう一丁といきたいです」。ルメートルは笑みを見せてそう語った。

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2018年8月11日のニュース