【東京ジャンプS】林、有終Vへ アスター馬なりで好時計

[ 2018年6月21日 05:30 ]

アスターサムソンに騎乗する林満明騎手。障害2000回騎乗となる東京ジャンプSで現役を引退する
Photo By 提供写真

 土曜の障害重賞「東京ジャンプS」の追い切り。アスターサムソン(セン5=中竹)は林を背に栗東CWコースを単走。雨で重たいチップを力強く蹴り上げ、馬なりで6F79秒7の好時計をマークした。林は「しっかりと動けていたし具合は良さそう。いい状態で臨めそうだね」と手応えの良さに笑顔をのぞかせた。

 鞍上はこれが現役最後の騎乗。10日の阪神・障害オープンでは4番人気のヨカグラで関西圏ラスト騎乗V。今年に入り障害重賞2勝を含め8勝と絶好調だ。「自分でもビックリするぐらい。出来過ぎですね。ファンの期待に応えられるよう頑張りたい」と力を込めれば、障害騎手としても先輩の中竹師は「彼の最近のレースを見ていると気迫が伝わってくる。何も不安なところはない。今回も結果を出してくれるでしょう」と有終Vに期待した。

続きを表示

2018年6月21日のニュース