【大井・羽田盃】キャプテン1冠!的場師はクラシック初制覇

[ 2017年5月11日 05:30 ]

羽田盃を制したキャプテンキング(左)
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 南関東3冠の第1戦「第62回羽田盃」が10日、大井で行われ、1番人気キャプテンキングが逃げ切って1冠目をゲット。2番人気の2着ヒガシウィルウィンとのマッチレースを制した。矢野は牡馬クラシック初制覇。的場師はクラシック初制覇となった。5着馬までが東京ダービー(6月7日、大井2000メートル)への優先出走権を獲得した。

 最内から好スタートを切った矢野は腹を決めてハナに立った。直後には森騎乗のヒガシウィルウィンがピタリ。結局、この態勢がゴールまで続いた。直線では南関トップ騎手同士の火花散る追い比べ。矢野の気迫に応え、キャプテンキングは最後まで先頭を譲らなかった。JRAのヒヤシンスS5着の実績を引っ提げての転入初戦。的場師は「逃げるんじゃないかと予想はしていた。ドキドキしましたね。直線は声が出ました」と語った。

 矢野は14年桜花賞、15年東京プリンセス賞に続くクラシック制覇。牡馬では初の制覇だ。「こういう馬に乗せてもらって感謝しています。力のある馬ですから僕自身、気を引き締めてやらないと」。東京ダービーでの2冠制覇を見据えた。

 ◆キャプテンキング 父ファスリエフ 母ストロベリーパフェ(母の父ブライアンズタイム) 牡3歳 大井・的場直之厩舎 馬主・平本敏夫氏 生産者・北海道新ひだか町の静内フジカワ牧場 戦績9戦3勝(南関東1戦1勝) 総獲得賞金5650万円。

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2017年5月11日のニュース