古き良き「万券通り」リニューアル川崎の新名所へ!

[ 2016年10月28日 05:30 ]

川崎競馬1号スタンドに新設された「万券通り」は昭和の雰囲気が漂う
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 【地方競馬です!!】来週はいよいよJBCウイーク。4年ぶり3度目の開催となる川崎競馬場はダート競馬の祭典(11月3日)に向け、リニューアルが完成した場内施設の「お披露目会」を27日に実施した。

 イベントホールや大型キッズルーム、団体用来賓室などを新設。内馬場には従来の限界ゾーンより10メートルコースに近づけた無料のゴール前観覧所「エキサイティングゾーン」もできた(JBC当日は一般使用不可能)。変化するファン層、広がるニーズやウォンツに対応すべく、生まれ変わった箇所は15に及ぶ。

 中でも内覧会案内時から気になっていたのが1号スタンド2階の「レトロな飲食店通り」。JRA、大井、川崎。次第に新しく、きれいになっていく競馬場。最新設備導入の言葉を聞く機会も多い。だが、ここは元々通称「万券通り」や「昭和通り」と呼ばれていた飲食エリアを、視点を変えて改装したのだ。懐かしいブリキ看板やポスターは想像していたが、昭和の雰囲気で新たに描いた絵(開催告知ポスターなど)はなかなかの逸品。川崎競馬場は「古いきれいさを打ち出せないかと話し合い、リニューアルしました」と説明した。“新名所”となるか。(池田 裕文)

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2016年10月28日のニュース