【府中牝馬S】クイーンズリング重賞3勝目!今秋こそはG1を…

[ 2016年10月16日 05:30 ]

<府中牝馬S>レースを制したクイーンズリングと騎乗したミルコ・デムーロ騎手(左から2人目)
Photo By スポニチ

 「第64回府中牝馬S」が15日に東京競馬場で行われ、3番人気のクイーンズリングが好位から抜け出して重賞3勝目。エリザベス女王杯(11月13日、京都)の優先出走権を獲得した。

 鋭い出脚で好位に付けると、前半5F60秒6のスローも難なく折り合う。直線は内から追いすがるマジックタイムを1馬身半突き放す完勝だった。M・デムーロは「凄く状態が良くてずっといい手応えだった。心が強いね。凄く賢い馬」と愛馬を称賛。吉村師は「最近は短いところを使っていたしスタートが良かった。体に芯が入ってきたね」と喜んだ。師は次戦をマイルCS(同20日、京都)か、エリザベス女王杯としながらも「昨年のエリザベス女王杯(8着)は直線で何度も何度も詰まって力を出せなかった。今年の秋はいい結果を出したい」と一回り成長した姿でのリベンジに燃えていた。

 ◆クイーンズリング 父マンハッタンカフェ 母アクアリング(母の父アナバー)牝4歳 栗東・吉村厩舎所属 馬主・吉田千津氏 生産者・北海道千歳市社台ファーム 戦績12戦5勝 総獲得賞金2億2557万4000円。

続きを表示

この記事のフォト

2016年10月16日のニュース