都心の新スポット!ウマイルスクエア完成間近

[ 2016年9月2日 05:30 ]

整備が進む大井競馬場内の「ウマイルスクエア」

 【地方競馬です!!】8月中旬のお盆開催以降に大井競馬場へ足を運んだファンならお分かりだろう。正門から入って右側。旧3号スタンドの解体、がれき撤去が完了し、見晴らしが良くなった。施設会社の東京都競馬とTCKが協力し、整備を進めている都市型イベントスペース「UMILE SQUARE(ウマイルスクエア)」だ。

 ナイター主体の開催日はまさにアミューズメントパークとなる大井競馬場。今後は「365日活用できる」をコンセプトに食、憩い、展示、コミュニティー、演劇、スポーツなど幅広いイベントを通して「笑顔が集まる場所」を目指す。1万平方メートルの広大なスペース。11月26、27日の「全国ねぎサミット」でオープンする。8月19日には利用申し込み受け付けが始まり、東京都競馬によれば既に問い合わせもあったとのこと。

 かつては現場での馬券購入が主流。1~4号の巨大スタンドをもってしても、場内に人があふれる時代があった。相互場外発売も充実し、現在はインターネット発売が中心。これまでとは違う形のアピールも必要だ。「羽田空港に近いし、4年後には東京五輪もある。今まで以上に多くの人に大井競馬場を知ってもらうことができれば」とTCK今井競馬事務局長。都心の新たな空間に注目したい。 (池田 裕文)

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2016年9月2日のニュース