【中山グランドJ】オジュウチョウサン 直線差し切り重賞初V

[ 2016年4月17日 05:30 ]

 J―G1「第18回中山グランドジャンプ」が16日、中山競馬場で行われ、2番人気のオジュウチョウサンが差し切って重賞初制覇を飾った。

 断然人気のサナシオンを最後の直線で3馬身半かわしての大金星。「完璧でした。思い描いた通りの競馬。このレースを勝ちたくて(障害騎手を)やってきましたが、理想と現実が一致しました」。J―G1・8度目の騎乗でタイトルをつかんだ石神が会心の笑みを浮かべた。「奥手の馬らしく5歳になっても力をつけている。前走から耳覆いを外せるほど精神的にも大人になってくれた」。JRA重賞12回目の挑戦で初制覇の和田郎師も満足そうに語った。13年ラジオNIKKEI賞優勝ケイアイチョウサンの全弟が障害転向から12戦目で春の頂点に立った。

続きを表示

2016年4月17日のニュース