菜七子、船橋でもフィーバー ブチコと対決へ…開門前からファン

[ 2016年4月13日 16:48 ]

<船橋競馬>パドックには「藤田菜七子」の横断幕

 注目の新人女性騎手・藤田菜七子(18)が13日、地方5場目となる船橋競馬場に初参戦。1Rは競馬界の“大御所”社台ファーム代表・吉田照哉氏が所有するエレガントルージュに騎乗。4番人気に支持されたが、徐々に後退して最下位8着に終わった。13日は5、6、10、11Rの合計5鞍に騎乗予定。

 この日はメイン11Rの重賞「マリーンC」で白毛にブチ柄で大人気のブチコも参戦。ナナコとブチコの“アイドル競演”見たさに、平日にもかかわらず開門前から多くのファンが駆けつけた。午後2時半過ぎ、1Rのパドックには重賞級の人だかり。警備員が「いつもの30倍くらい」と目を丸くすれば、新聞販売所の女性は「きょうは売れていますよ。ナナコちゃん効果は凄い」と喜んだ。船橋競馬企画広報課広報班・石井督洋副主幹も「いつもより女性や若い方が多いですね。警備も通常より強化しています」と話した。

 菜七子の“大移動ウイーク”は先週9日の中山からスタート。10日福島でJRA初勝利を挙げると、中1日で12日に金沢参戦。2勝を飾り、午前0時ごろに美浦へ帰る超ハードスケジュール。今週末(15、16日)は再度福島参戦が予定されており、2日間で12鞍前後に騎乗する見込み。

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