【フェブラリーＳ】（３）コパノリッキー　Ｖ３へルーティン維持

厩舎周りで引き運動するコパノリッキー

　金曜に東京入りしたコパノリッキー。土曜は午前５時から１時間半の引き運動をこなし、落ち着いた様子で大舞台に備えた。木戸厩務員は「３年連続同じパターンで、引き運動の時間も一緒。馬運車の中でも落ち着いていたし、ガツガツとカイバも食べている」と常勝パターンを強調。午後からは強い雨が降ったが「ＪＢＣクラシック（１着）で悪い馬場も走ったし雨は気にならない」と同厩務員。「それより展開がどうなるか。近走は完全にハイペースに巻き込まれているので」と主導権争いの行方を気にした。

　１５年最優秀ダート馬として臨む一戦。前人未到のＧ１・３連覇も懸かる。同厩務員は「ここで新興勢力にあっさり負けると、一緒に頑張ってきたワンダーアキュート、ホッコータルマエたちに申し訳ないからね。どうにか意地を見せたい」と意気込んでいた。