【フェブラリーS】グレープブランデー 3年前の覇者“活気”復活

[ 2016年2月17日 05:30 ]

 3年前の覇者グレープブランデーが目覚めようとしている。この舞台でG1タイトルを手にして以降、勝ち星から遠ざかっているが、年明けから好調のバロメーターである“活気”が戻ってきた。

 調教を担当する安田景助手は「馬体の張りとか毛ヅヤは今までにないぐらい、いいですよ。状態が良くない時はおとなしいけど前走(根岸S3着)の前からうるさい面も出てきた。それだけ動けているんでしょう」と8歳とは思えない若々しい姿に自信をにじませる。

 火曜朝は坂路を駆け上がった後、ポリトラック1周をサッと流した。同助手は「思い切った競馬がかみ合えば、爆発力はあるから」と力強く締めくくった。3連覇の偉業が懸かる“現王者”コパノリッキーを脅かすのは、勝ち方を知っている“元王者”しかいない。

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2016年2月17日のニュース