ショウナンアデラ 右脚骨折で桜絶望…6カ月以上休養へ

[ 2015年3月15日 05:30 ]

右前脚に骨折を発症したショウナンアデラ

 JRAは14日、桜花賞の有力候補だったショウナンアデラ(牝3=二ノ宮)が右前脚に骨折を発症したと発表した。診断はすねの部分にあたる右第3中手骨(管骨)骨折で、6カ月以上の休養を要する見込み。

 同馬は昨年暮れの阪神JFを3連勝で制し、14年の最優秀2歳牝馬に選出。前走後は放牧を挟み、1月下旬に美浦トレセンに帰厩し、桜花賞に向けての調教を積んでいた矢先にアクシデントだった。

 中山競馬場で取材に応じた二ノ宮師は「帰厩してから右前脚に骨膜炎が出たので、毎週エックス線を撮っていたが、今週の木曜(12日)に骨折が見つかった。管骨の後ろ側の分かりにくい部分で珍しい形の骨折。どこかにぶつけたのなら腱なども傷むが、骨だけなので原因が分からない」と話した。

 今後は福島県の競走馬総合研究所常磐支所で温泉療法を受ける。復帰について師は「2月1日にさかのぼっての6カ月の診断なので、秋には戻って来られる」と見通しを語った。

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2015年3月15日のニュース