【小倉大賞典】カレンブラックヒルG1馬貫禄V 独壇場で重賞5勝目

[ 2015年2月23日 05:30 ]

 冬の小倉の名物重賞「第49回小倉大賞典」はG1馬カレンブラックヒルが、早め先頭から押し切り貫禄のV。昨年のダービー卿CT以来となる重賞5勝目を挙げ、春の大舞台へ向けて弾みをつけた。

 3コーナーすぎで2番手にいたカレンブッラックヒルが先頭に立った。直線に入ると独壇場。重馬場も苦にせず、ラチ沿いをスイスイ。ゴール前は秋山の右ムチ連打に応え、約10カ月ぶりの復活Vを飾った。「手応えも良かったし、馬はよく頑張ってくれた。能力のある馬。もっと活躍してくれると思う」と称えた。

 G1・NHKマイルCを含め、デビューから5連勝を飾った素質馬。G3なら格が違った。平田師は「(トップハンデの)58キロでも、馬場が緩くても関係なかった。能力を再認識できた」と納得の表情。次走は大阪杯(4月5日、阪神)かマイラーズC(4月26日、京都)をステップに、安田記念(6月7日、東京)を目指す。

 ◆カレンブラックヒル 父ダイワメジャー 母チャールストンハーバー(母の父グラインドストーン)牡6歳 栗東・平田厩舎所属 馬主・鈴木隆司氏 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績17戦7勝 総獲得賞金3億3284万7000円。

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2015年2月23日のニュース